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矢研の滝
日本の滝100選の一つであり、児湯郡と言わず、宮崎県を代表する滝です。

都農町のシンボルマークでもあり、上部の楔形に入る割れ目と、二条の滝筋が特徴です。



キャンプ場までは頑張れば車で行くこともでき(道は非常に細いです)、そこからならばさほど労することなく到着でき、又、第二駐車場からでもさほど遠いわけでもない為、非常に訪れやすい場所ながら、大変幽玄な環境を保っています。 都農町の方々のおかげか、手軽に訪れる事が出来る割に、観光地らしさは全くありません。

キャンプ場から歩いて向かうと、川のせせらぎが徐々に大きくなり、やがて轟音になります。これは「鈴見の滝」の音で、この滝は遊歩道から見るのはほぼ不可能(滝頭や極僅かに滝筋は見えますが)です。次に二筋に分かれた早瀬が現れます。これが(おそらく)「二見の滝」です。それを過ぎて階段を登り、二手に分かれるのを真っ直ぐ(分かれて急登後、しばらくで「天の盤船」。更にずいぶん歩き、林道まで出て沢、遡上して「魚止の滝」)案内板も出ている「若葉の滝」(遊歩道の下部分が青葉の滝)、そして「矢研の滝」です。

現状「矢研の滝」滝壺に行くルートは、川をどうにか渡るしかありませんが、一時期小さな橋が遊歩道端にありました。なぜ撤去されたのかは分かりませんが・・・ 川を渡った後は、状況次第でとんでもなく滑る場合があります。そこまで行かれたい方は、橋の有る無しにかかわらず、足元をしっかりした物にしておいてください。ヌルついている場合には諦めて引き返す勇気も必要です。

注意:撮影時期はばらつきがあります。


遊歩道端からはこう見えます。
真っ直ぐに落ちて見えるのは、右側(左岸側)の滝筋です。
全景像は良く見えません。
この場所に着たならば、もう少し左側を見てみましょう。
文字が彫られているかと思います。



上手く川を渡り、近寄る事が出来たなら、
このように綺麗に全景を見ることが出来ます。




更に近づき、滝壺から。
ここまで近づくのは、前述のように危険を伴います。お気をつけて。
下から見上げる滝は壮大ですが、写真にすると何だか分からないものになります。

中部で柱状節理が切れ落ち、水流が直落しています。
下部に虹が出ているのは分かるでしょうか?



更に近づき、真下に近い場所から見上げるとこのようになります。

侵食による後退痕らしき物が見えます。
このように見るには、非常に滑る場所を歩く事になりますし、
付近の水溜りはヤモリだらけです。


滝壺です。
ろくな写真が無いので、片側から写した写真しかありませんが、
広さは分かっていただけるでしょうか。


視点を変え、上部の「天の盤船」への遊歩道を行き、上部を見ます。
一部切れているのが難点ですが。
楔形に横切る節理面を、水が走っているの分かるでしょうか?


滝上部にはこんな小沢があります。


矢研の滝上流には、こんな小滝もあります。

右は左を拡大しただけです。
大体30〜50m程上流だったと思います。


矢研の滝上部から、矢研谷を見ます。
右から入り込んでいるのが甘茶本谷、
向こうにうっすら見えているのが欅谷かと思います。
高い滝の上部からだと、谷の急峻さが良く分かります。


滝上部そのものです。

右側は、左で隠れている右部分の拡大です。


続きです。

右岸側直上部です。

左岸側直上部です。


奈落の底です(笑)
真似されてどうなったとしても、私は責任を負えませんのであしからず。



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