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滝の妙見三石神社

県道22号線を川原から石河内に向け北上、浜口ダムの手前に川を渡る道があります。
鳥居の先からは、大変道が狭いため、途中で降りて行くことをおすすめします。
一応、そのまま登ったとしても、参道手前に車を止めるスペースはあります。



近辺の地図です。
この地図は、国土地理院発行の25000分の1地形図(石河内)の一部を改変したものです。

芋ヶ八重と書かれた下のPが、参道手前の駐車スペース。
ここからほぼ等高線沿いにルートがありますが、
いつまで残っているか分かりません。

参道に立てられた看板に、
「氏子一同により参道整備に尽力してきたが、
人口減少により整備を継続できなくなった。
危険箇所もあるため極力参拝しないように」とあります。

途中に小沢があり、小さな滝を形成していますが、
いまいち場所が分からないので書き込んでいません。
おそらく等高線が沢を作っている場所だと思います。



最初の沢にある滝です。


参道から降りて撮っていますので、参道からこのように見えるわけではありません。
この沢の下流部は田んぼへ向かいます。

次の小沢の滝を示します。


左側は途中まで登ってから、右側は参道から撮った物です。
このあたりの岩石は脆く崩れやすいため、登る際には気をつけてください。


しばらく行くと、小さな鳥居が道端にあり、その更に先に本殿があります。


この神社を下から見上げると、石垣が組まれ、手の込んだ造りである事が分かります。


本題の、「滝の妙見三石神社」の御神体です。
滝の名前はこちらによると、三石滝であるようです。
滝の効力も書かれており助かります。
滝としては、ほとんど水量の無い滝で、この時もずいぶん雨が降ったにも拘らず、この程度でした。
児湯郡のページに載せた水量ですら、かなり増水した状態だったようです。
当然冬になれば写真には写らない程度の水量しかないのですが、
よほどの渇水状態でもないと枯れはしないようです。



枯れた状態と増水した状態を見比べてみてください。


滝壺は丸く浅いのですが、場所が場所だけに人工的に作られたものかもしれません。


右側は滝上部を写したものです。
この滝の水は急傾斜の沢を抜け、小丸川へと落ちます。


この「滝の妙見三石神社」に来る前に、「日日新トンネル」という名のトンネルを抜けますが、
その石河内側出口に、小さな滝があります。

左側は道路の上から、右は沢に降りて撮った物です。
広い駐車スペースになっていて、沢にも降り易い様になっているので、
簡易的な休憩所として出来ているようです。
この滝は非常に硬いホルンフェルス砂岩。しかし、トンネルを穿たれた尾根先は砂岩や泥岩なので、ちょうど分岐点にあると思います。



おまけとして、近辺にあった落水も載せます。
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