名貫川　けやき谷

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けやき谷の滝
案内板によると、けやき谷には9本の滝があります。
一部の滝は、遊歩道からでは見えません。下流側から紹介します。

最近ヒルが増えているとの噂があります。時期によってはその注意をしてください。

1.　紅葉の滝

落差34m。ほぼ直瀑2段。
けやき谷で最も綺麗な滝とも言われているそうです。
この滝の周辺は、道が少し細いです。
登山道はこの先、九十九折を繰り返してこの滝を巻きます。

落差5m（目測）
紅葉の滝から30mほど上流にある滝ですが、遊歩道からは見えません。
20m×10mの縦長の大きな滝つぼを持ち、深さもあります。

3.　すだれの滝

落差60m～100m。
落差は出典によりまちまちのようです。
ただ、60mなどという小さなものではないと思います。
水量が少ないので、見上げた場所に滝があることに、気付きにくいです。

4.　さぎりの滝

落差34m。
直径30mほどの滝つぼを持った、急斜瀑です。遊歩道からでは木に隠れて見難いです。ただし、谷底まで降りるのは慣れた人でないと危険です。登山道は、この滝のすぐ脇でトンネルに入ります。

5.　かじかの滝

落差4m?
トンネルを抜けたすぐ脇にありますが、滝といえるかどうか?
写真集「尾鈴」にあるとの事なので、載せます。

6.　さらさの滝

落差8m?（目測）
遊歩道からでは、木陰に隠れて見難いです。
マウスを画像に置くと、遊歩道側から見た状態を表示します。

7.　やすらぎの滝

落差6m?（目測）
けやき谷では珍しい緩斜瀑。
この滝の直下を横切ると、白滝、または登山道への近道になります。

8.　はがくれの滝

落差6m?(目測）
橋の真横にあり、遊歩道からでは見づらいです。

9.　すずかけの滝

落差4m?(目測）
はがくれの滝をすぐ上流を通る、遊歩道から見えます。
見逃しがちな滝です。

この滝は溶結凝灰岩のホルンフェルスで出来ているようです。もしかしたら、花崗閃緑斑岩かもしれません。転石に花崗岩類あり。

9.　白滝

落差75m。
尾鈴山を代表する滝の一つです。マウスを置くと見上げた写真を表示します。

登山道中の白滝展望台から。白滝分岐より先は非常に急な坂が続きます。それなりの覚悟が必要です。マウスを乗せると引いた状態にします。
周囲には柱状節理らしきものが見えます。

おまけ

落差3m?（目測）
地形図で、紅葉の滝の下流にある滝マークの場所です。実際にはミスだと思います。
さらさの滝より先、二股に分かれた川の南側にも滝マークがありますが、そこには何もありません。