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鵜戸木川 猪木谷の滝

鵜戸木川は数本の谷に別れています。
ここではその内猪木谷にかかる滝のみ紹介します。
別個にしてあるのは、数が多いためです。
石並川水系の滝は、ほぼ「宮崎の自然と未来を守る会」の和田聖志さんが付けられた名前で載せていますが、
地元では別の名で呼ばれているものもあるようです。
この辺りに来るには福瀬大橋からまわるのが早いかと思います。
右側は別の日に行ったもの、左側は最初に行った時のものとなっています。
猪木谷の一部滝動画をアップしました。抜けやピンボケなどもありますが、いずれ完全版を上げたいと思います。


1. 洞滝(ほらたき? どうたき?)



落差3m 落差3.6m
一番最初にある小さな滝です。
猪木谷を最初から入った場合には、この半分ほどの滝もあります。



2. 一本滝


落差12m? 落差7.4m 渓流瀑
流れが一つに纏められた、面白い滝です。
滝崖に出来る板状節理もいい味が出ています。
新旧版に大差がありませんが、気にしないで下さい。



縦画面を分離しました。

3. みことの滝


落差15m? 落差15m 直瀑
猪木大滝の付随滝の中では、もっとも大きな滝です。
少し手前に戻り、右岸側から入る尾根から巻いていくことをお勧めします。



4. いろは滝


落差8m? 落差5m 直瀑
小さなみことの滝と言ったところです。
この滝がいろはの滝と名づけられた滝かどうかの
保障はありません。



5. 名称不明滝1



落差10m? 落差5.5m 緩い渓流瀑



6. 名称不明滝2


落差12m? 落差5m 緩い渓流瀑
道はこの滝の真ん中、段差の部分を横切るように付いています。
この滝は大変滑るので、よく注意してください。
懸かっているロープは色々役立ちますが、滑った場合にはあまり役立つとは思えません。



7. 猪木大滝


落差60m? 落差60m 途中で分岐している半直瀑。
石並川清布群の中ではもっとも大きな滝だと思います。
滝壺は直径10m以上。周辺には小石、砂礫があり、滝壺も浅いです。
途中の木は邪魔ですが、とても優雅な滝だと思います。
新版は少し大きめにして見ました。




横画面を追加しました。新版は右岸から撮ったものです。

美樹さやか
最後はさやかさんに締めてもらいました。
猪木大滝までの道のりは、ここにある全ての滝を、左岸側から高巻きします。
その際の危険箇所も数多く、不慣れな方は危険ですので諦めてください。
地質は全て尾鈴酸性岩類。色や班晶などには差異があります。
この谷は板状摂理が発達しており、その摂理に従い、滝の形が変わるようです。
摂理に従って落ちるみことの滝などは直瀑で、横切る形の一本滝が典型かと思います。
また、この谷は斜瀑に関しては河川を強く屈曲させているように思われます。
みことの滝、いろはの滝、大滝では見られない現象です。 inserted by FC2 system