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西都市の滝

ほとんどが一ツ瀬川支流ですが、岩盤には色々違いがあります。


1. 白水観音滝

落差合計55m
県道40号線から櫛野地区に入り、
樫林道、白水林道を経て、
途中の下降路から下へ。
そこから川を遡行して行き、砂防ダムや上記滝を越え、
二股に分かれた川の北側を行きます。
滝下に赴くのも非常に困難ですが、
車で遡行開始地点まで行くのも困難です。

この滝は上部林道から望遠する事も出来ます。

ただし、2017年1月1日現在、
道は途中で封鎖されています。

2020年8月15日現在、
夏場のせいか植物の成長か、遠望できなくなりました。


動画はこちら

下記滝も入れてあります。


2. 白水観音滝の上流にある滝

落差7.2m
上記駐車場から林道を歩いていきますが、途中大崩壊しているので、
崩壊崖を越える必要あり。
しばらく歩くと音が聞こえ、下に滝足が見えるポイントがあるので、
その辺りからロープで降下。
高さはありませんが形の良い滝と思います。
岩質は砂岩ホルンフェルス。木城花崗閃緑岩帯の影響でしょうか?

追記:と思っていましたが、専門家の方に聞くと
「この程度ならただの砂岩」と言われました。



3. 瀬江川上流にある滝群

落差8m
一纏めにしました。別個に見る際には題名リンクからお願いします。
白水観音滝の下流にある、ルート上最初の滝。
西都市長尾にありますが、その途中の林道は未舗装で、
道が非常に悪く一般車では底を必ず擦ります。
極力それなりの車で行かれてください。
また、人の歩く道も一部崩壊していて、厳しい場所もあります。
濡れずに見ることの出来ない滝がほとんどです。

この滝(青1の滝としています)自体は小さな滝です。

これら滝動画はこちらから。


4. 速開都比売神社(はやあきつひめ〜)の滝


落差20m?(目測) 落差17.6m
西都市湯ノ内 道路地図では伊吹戸主神社となっている場所にあります。
道はしっかりしています。
滝行で使うこともあるようです。

速開都比売尊は海の神、
伊吹戸主尊(気吹戸主尊ともされる。いぶきどぬしのみこと)は風の神で、
どちらもお払いの神様です。



5. 石の元滝下流の滝

落差5m?(目測)
この滝から石の元滝まで、数本の滝が落ちます。


6. 石の元滝

落差35m?(目測) 2段ほぼ直瀑
西都市尾八重。尾八重川上流。

上部に小さな段があり、そこから湧き出すように滝が落ちます。
薄い砂泥互層に掛かりながら落ちるため、
下部で分散し末広がりになります。
そのおかげで水が飛び散り、虹の出やすい滝でもあります。
道は無く、近づくのは割と厄介です。
渇水時期のほうが近づきやすいです。
マウスを乗せると渇水期の画像が出ます。



7. 石の元滝上流の滝

全段合計36m 水平距離約52m
石の元滝から約1.5km上流。ひむか神話街道から悪路を降りて、作業道を通り、川を渡る辺りにある廃屋から導水管を辿ります。全4段で11m+10m+5m+10m。この写真は2段目。
全部は題名リンク先から見てください。




8. 湯之片川上流の滝

落差25m?(目測) 2段ほぼ直瀑
西都市尾八重。尾八重川支流湯之片川。

湯之方川には二つの滝記号がありますが、その上流側の物です。
マウスを乗せると上段を出します。
辺りにあるのは砂岩の転石ですが、この滝本体もそうであるかは分かりません。
上段5m程度、下段20m程度です。最下部の滝壺は幅10m程度・深さ30cm程です。



下段側の近接写真です。
アクセスは私は上流側から回りましたが、非常に困難です。
滝のすぐ上に駐車ポイントがあり、踏み分け道もありますが、大変急です。
それでも上段までは何とかなりますが、下段まで降りるとなると、
それなりの覚悟をしておいてください。



下流側の滝マークです。
アクセスは非常に困難です(笑)
昭和53年に復旧治山事業の一環で作られたらしいですが、道が痕跡すら無いためどうやって作ったのか謎。
上下数百m歩いて、滝らしきものは見当たりませんでしたので、誤表記確定と思われます。
一応周囲の河床の主体は頁岩、谷崖から崩れてきた転石は砂岩。
頁岩層は砂岩層の下に広がるとの事なので、そこまで湯之方川が浸食したということでしょう。


9. 地蔵滝下流の滝

落差3m?(目測)
地蔵滝へのルート上で、渇水時期でも水があるのはこの滝だけだと思います。


10. 地蔵滝

落差45m 見た目2段
西都市打越。打越川上流。

最初の段までは直瀑、
そこからは砂泥互層の段差を階段状に落ちます。
滝壷はなく、岩盤に直接落ちています。
この滝は打越集落辺りの橋から見ることも出来ます。
道はありません。
(一部過去に使われていたらしき道はありますが)
趣味な方以外は近づかないほうが賢明です。
渇水期であれば楽だと思いますが、水量は少ないです。
この写真は水量の多い時期の写真です。

この時の動画はこちら

ブロックされている場合はこちら



11. 貝奏の滝(きゃーその〜)

落差7.7m(レーザー測距計による実測)

西都市八重粟田、一ツ瀬川水系銀鏡(しろみ)川の懸谷瀑。滝のある谷を貝奏谷といい、滝自体の呼び名は「宮崎の名水環境」から。私自身は「滝巡りのページ」さんから。県道39号線脇にありますが、県道からその存在を確認する事は困難で、車の運転中では不可能です。
近辺まで大きな砂岩層帯がありますが、この滝はチャートだそうです。導水管が繁っている所を見ると、この谷の水はかなり需要が高いようです。


12. 水車滝

落差13m(レーザー測距計による実測)

西都市上揚横平、上記銀鏡川支流横平川の懸谷瀑。滝のある谷を水車谷といい、滝自体の呼び名は「宮崎の滝」さんから。情報源は? 県道39号線脇にありますが、県道からその存在を確認する事は困難で、車の運転中では不可能です。

近辺まで大きな砂岩層帯がありますが、この滝は泥岩、または粘板岩だそうです。「宮崎の滝」さんには「ロープ必須」のように書かれていますが、管理者さん自身が滝前にロープ無しであっさり降りておられたので、十分慣れた方ならロープ無しで良いようです。ロープ使用には、スリング、カラビナと、何らかのプロテクションが欲しい所です。その為当所でロープを使うこと自体が上級者で無いと難しいような気もします。自信の無い方は辞めた方が無難ですが、自信の無い方が行こうと思うような場所でもないような。












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