落差60m〜70m(現地看板では77m)
大分県の滝ですが、県境で北側水系なのでここに収載。
国道326号線の県境あたりを東に曲がり、狭い林道(ガードレール、カーブミラー等少なく、トレーラも通る)を延々進み、2度目のトイレ付き駐車場から登山道へ。
最初に整備された木道が出迎えてくれますが、滑ります。 次に、綺麗な丸太を組み合わせた橋がありますが、これも滑ります。泥道も多いです。足元には注意してください。
その先、テープやケルン、案内板など各種案内で割合楽にルート選択できますが、それでも急峻な道も多く、一般登山道に近いです。時々ベンチもあります。 最後にルートが3本に分かれますが、観音の滝に対する案内がありません。来た道を真っ直ぐ、それで尾根先に出ますが、分かりにくいです。尾根先の観音像から崖道を下り、滑りやすい花崗岩を渡ってようやく滝前に出れます。
さらに問題が一つ。 案内板にはなぜか記述がありませんが、この遊歩道にはヒルが居ます。湿った夏場ならば、あっという間に靴の中が血とヒルで溢れます。間違ってもサンダルでは行かないように。あなたの献血で、後の登山客にも被害が出ます。最低限虫除けスプレーは持ちましょう。夏場でもカンカン照りで乾いているなら居ないそうです。
岩質はおそらく花崗岩でしょうが、ずいぶん赤い気もします。それでもその仲間でしょう。辺りには(おそらく熱変性)砂岩や泥岩、大理石らしきものも落ちていて、滝本体の節理もあり、興味のある人には楽しめそうです。 撮影した日は降雨後なのですが、水量は多くないようです。 |